malpote’s diary

退職届を出してから。

平成ゆとり


今日は定休日。

に限って、仕事の電話が続々入る謎。

なんで火曜日に事故るんだい。



勤務も残りちょうど一週間。

毎日あっという間に過ぎていく。



昨日、お客さん宛に退職する旨のハガキを投函した。

個人客は約180人。


口頭でも辞める旨を伝えるべきか係長に尋ねたら

「二度会うことないんだから、ハガキだけで充分だ」

と返された。

ちょっと悲しい。

でもたしかに私が引き継いだお客さんも、みんな前任の退職や異動はハガキ一枚で済まされたと言っていた。

それを快く思ってる人は少なかったように感じたけれど。


直近で会ったお客さんにも普段通りの挨拶をするわけだけど

「またよろしくね」

なんて言われると胸が痛む。

もう二度と会うことないのか。


とはいえ本当に親しくしてくれているお客さんや

自分から買ってくれたお客さんにはきちんと会った時に伝えた。

「あら、結婚するの?」

「次の仕事、決まってるの?」

この二つは確実に言われる。


残念ながら結婚でもないし、次の仕事もきまってない。


世の中なめてる平成生まれのゆとり女と思ってるだろうなぁ。

そう顔に書いてるお客さんもいる。



友達に仕事を辞めることを話すと

「思い切ったね」とか「よく決断したね」とか

返ってくるんだけど

そもそもそう感じていないから、本当になめてるんだと思う。

心の隅っこどころか、ど真ん中あたりで"なんとかなる"と思ってる。

なんとかなるし、なんとかできる気がする。

今はゴールがないのだから。


辞める決断をしたことにはなんの悔いもないけど

やっぱり自分は考えが甘いんだなと後々思った。


私が仕事を辞めた理由を話すと

だいたいの友達は納得してくれるけど

でもそのほとんどの友達も仕事を辞めたいと言っていて

比較しようがないとは思いながらも

みんな理不尽さだったり居辛さや何かしら問題を抱えてる。


仲良しメンバーのなかで一番最初に決断をしたと思ったこともあったけど

その実、一番最初に逃げただけかもしれない。



あと一週間。